【お酒の用語】〜お酒をもっと美味しくするために!
2008/8/16
お酒の温度表現
○雪冷え(ゆきひえ)・・・5℃くらい
○花冷え(はなびえ)・・・10℃くらい
○涼冷え(すずひえ)・・・15℃くらい

●日向燗(ひなたかん)・・・30℃くらい
●人肌燗(ひとはだかん)・・・35℃くらい
●ぬる燗(ぬるかん)・・・40℃くらい
●上燗(じょうかん)・・・45℃くらい
●熱燗(あつかん)・・・50℃くらい
●飛び切り燗(とびきりかん)・・・55℃くらい

○「冷や」という言葉は本来「冷酒」の意味ではなく、お燗に対して冷たい酒という意味で「常温(室温)」のことをいいます。
2008/8/16
ひやおろし
新米の季節に清酒は醸造をはじめ、冬場から春先にかけて搾ります。それを涼しい蔵内でひと夏寝かせ、程よく熟成した秋口に瓶詰め出荷するのが『ひやおろし』です。

新酒の頃に荒々しかった酒質は丸みを帯びて旨みがのって、昔から珍重されてきました。

通常は貯蔵前と貯蔵後の瓶詰め時に計2回火入れ(加熱処理)をしますが、ひやおろしでは一般的に瓶詰め時に火入れしないので、「生詰酒」の一種になります。

ひやおろしの語源には諸説ありますが、漢字では「冷や卸し」と書きます。かつてお酒の貯蔵には、大桶を使っていました。ポンプのない時代は少し高いところに桶を置いて、そこから瓶に詰めるこから「おろす」と言ったようです。涼しい「冷や」の時季にそうすることから、「冷や卸し」と呼ぶようになったそうです。

年を越してもうひと夏熟成させてしまうと、本来は「ひやおろし」とは呼びません。「ひやおろし」の酒税法上の表示義務はありませんが、酒造業界では表示の決まりを自主的に決める動きもあるようです。