(岐阜県)大塚酒造
翌年、2016年度頒布酒の選定のため蔵に訪問いたしました。
清一郎蔵元は、東京農大卒業後、三重の酒蔵で二年間修業し、廃業寸前の蔵に平成22年に戻って家業を継ぎました。
そして新ブランド『竹雀』を立ち上げ、大塚酒造を立て直したのです。
竹雀は、まさに起死回生の酒です。
清一郎君と奥様、ご両親の4人で醸す本当に小さな蔵元ですが、純米醸造にかける情熱の高さに脱帽します。
一般に蔵に戻った若き二代目は、そのほとんどが、華やかで甘さの残した冷酒向きの酒を醸したがりますが、寡黙な彼の酒はまったく対極で、まさしく「土の酒」そのもので、華やかな酵母には決して頼らず、熟成による進化が楽しめ、食事とともに楽しめる『酒本好み』の酒なのです。
そして彼と奥様は、剣道の達人でも有り、県のチャンピオンにもなったほどの腕前です。
伝統的武道である剣道の道を究めたからこそ、毎年進化する『静かな情熱の純米』を家族で醸せるのかもしれません。
酒本の看板純米になる日もそう遠くは無いでしょう。
皆さんの応援が酒を育てます。
当店の春秋の銘酒祭や札幌での日本酒ゴーアラウンドは必ず駆けつけてくれます。
-
竹雀・純米/1800ml
2,900円(税込3,190円)
-
竹雀・純米 超辛口/1800ml
3,000円(税込3,300円)
-
竹雀・山廃純米 雄町/1800ml
3,200円(税込3,520円)
-
竹雀・生もと純米/1800ml
3,400円(税込3,740円)
-
竹雀・山廃純米 山田錦/1800ml
3,400円(税込3,740円)
-
竹雀・純米吟醸/1800ml
3,200円(税込3,520円)
-
竹雀・山廃純米吟醸 雄町/1800ml
3,900円(税込4,290円)