一度知ってしまったら、二度と知らなかった昔には戻れない

(福岡県)旭菊酒造

旭菊とは、平成の初め頃からのお付き合いで、蔵元が同世代ということもあって親しくお付き合いをさせていただいております。
原田蔵元の酒造りの信念は、ウェブサイトに載っているとおり、今流行のバイオ酵母に頼った『華やかな酒』や、グルコースを多産する種麹に頼った『旨味の強い酒』などには目もくれない「温故知新」の酒造りを実践している数少ない実力蔵です。
旭菊さんが初めて生もとに挑戦した時の21BYの生もと。
当店の冷蔵庫で大切に貯蔵しているものを今、利き酒してみますと、口あたりの優しさとなめらかな舌触り、絶妙に調和した五味、そして後味のキレ。
これぞ「原田生もと」の真価を発揮した、久しぶりに目から鱗の生もとを飲みました。
平成22年5月31日の朝、今でも忘れることの出来ない蔵全焼という悪夢が訪れました。
蔵の全設備・貯蔵酒を消失するという失意の中、原田蔵元の陣頭指揮の下、全社員一丸となって見事に復活いたしました。
現在は、新しい仕込み蔵で、原田蔵元杜氏の指揮のもと、息子さんとの二人三脚の酒造りで、食事に常に寄り添う「スーパー食中酒」を醸し続けています。
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